ブルーボッサもまたジャズセッションの定番曲ですね。
シンプルだけど味わい深い、いかようにもスリリングにできる楽曲。
スタンダードのコード進行はそもそもがシンプルにできていますね、
やはりシンプルこそ最強
コード進行は
Cm9-Cm9-Fm9-Fm9
Dm7b5-G7-Cm9-Cm9
Ebm9-Ab7-DbM7-DbM7
Dm7b5-G7-Cm9-G7
この曲の特徴は3段目で、Dbに転調するところ
ここをないがしろにしてはいけない。
ここでこそ本領、その人の個性、度量が問われるところ。
ほんの一瞬、変わる景色に気付けるかどうか
ジャズは大げさにではなく、ほんの小さな
コードチェンジや、ズレを生み出す音楽、
つまり些細で、繊細で、か細い、音のニュアンスも大切になります。
ブルーボッサでは、音の強弱や、リズムチェンジ、
寄せては返す波のように、音楽を組み立てる、組み立てやすい
楽曲なのかもしれません。
今回のセッションではパーカッションが大活躍
かっこいいポリリズムが聞き所でした。
自分は、この曲でも(少しはオルタードが弾けたけど、相変わらずブルースペンタ
一発のようなジャズだった)
もうすこし、コードに寄り添い、コードトーンしばりでもいいから
コードを感じさせるソロを次はチャレンジしたいと思っています。
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